キャッチボール×ゆとり
どうもどうも。部屋の片付けがいっこうに進まない矢野です。
年末に向けて徐々に片付けていきたいんですけどね。
良い片付け法あったら誰か教えてください…
そんな怠惰な私事はさておき。今回のテーマは〜?
「キャッチボール」×「ゆとり」
うーん。なかなか複雑な問題になりそうですね。
とりあえず、教授に聞いてみましょう。
生徒「教授!ゆとり世代はやっぱりダメなのでしょうか?どうにもこうにも批判されているばかりな気がして…。」
教授「う〜ん、たしかに批判されている部分が目立つようですねぇ。そもそもゆとり世代という定義から復習してみましょうか。」
ゆとり世代(ゆとりせだい)とは2002年度(高等学校は2003年度入学生)学習指導要領による教育(ゆとり教育)を受けた世代、またはそのうちの一定の共通した特性を持つ世代のことである。
(Wikipediaより)
教授「形式上ではこうなってはいますが、世間では「自立できていない」「常識がない」というイメージで、かなり揶揄されているみたいですね。」
生徒「そうなんですよ!たしかに台形の面積の求め方とかは習わなかったですけど、それが常識知らずみたいに思われるのは違うと思うんです!社会に出たって通用しますよ!」
教授「なるほど。あなたの言い分も分かります。他にも様々な特徴が挙げられているようなので少し見てみましょうか。」
http://the5seconds.com/generation-educated-latitude-5487.html
教授「どれか当てはまることはありますか?」
生徒「いや、当てはまると言われれば、当てはまってしまうものもありますけど…でも、まだ僕社会人ではないので…」
教授「急にしおらしくなりましたね。まぁ、これらの特徴はゆとり世代ではなく、一般的な新入社員の多くに当てはまるかもしれません。」
生徒「そ、そうですよね!何でもかんでもゆとり世代に当てはめるなんて…」
教授「私がゆとり世代で問題だと思っているのは、言葉と言葉のキャッチボール。つまりコミュニケーションに関してです。」
生徒「えらい急ですね、教授。テーマ意識してまへん?」
教授「してません。ゆとり世代のあたりからSNSなどが発達し、コミュニケーションツールは大きく変わりました。」
生徒「たしかに。スマホとかLINEが普及してからだいぶ変わりましたよね。」
教授「ここで問題なのが『既読スルー文化』です。」
生徒「え?『既読スルー文化?』」
教授「はい。LINEの既読効果により、現代の若者たちは、返事をしなくても相手に読んだことが伝わると考えるようになってしまったのです。」
生徒「それが何か問題を引き起こしているんですか…?」
教授「はい。例えば、上司や取引先からメールが来ますよね。そして用件を確認しました。データを送付してほしいとのことでした。データ集めには2、3日かかります。あなたはその後どうしますか?」
生徒「え〜っと、すぐそのデータを集めてから返信します。2、3日じゃなく、1日で送付できれば評価してもらえるはずです!」
教授「しかし、思った以上に時間がかかるかもしれませんよ?」
生徒「いや、それでもやるだけはやらないと!」
教授「相手側にはその事情は伝わっていますか?」
生徒「えっ…?いや、それは…」
教授「『既読スルー文化』とは、自分が見たら完結すると思い込んでしまう意識です。その結果、「返信が遅い」などと言われてしまうのです。」
生徒「いや、でも、それほど問題という訳では…」
教授「返信が遅いということは、相手の時間を奪っている。それでも問題ではありませんか?」
生徒「…」
教授「メールを確認した時点で返信すべきですよね。大事なのは、周りの評判を変えていけるかだと思いますよ。ゆとり世代という言葉に惑わされることなく。」
生徒「…はい。」
教授いいこといいますねぇ〜。
貼られたレッテルは自分ではがすしかないですね。
気合い入れていきましょう、ゆとり世代!!
次回は「ダンス」×「ありがとう」
感謝の踊り…?笑
ご期待ください!