地元×体育館
はい、こんばんは。
めっちゃ寒いのと、何にも考えずに本でも読みたいのが合わさって沖縄に行きたい今日この頃の矢野です。
他のメンバーのほとんどが何かしらご飯のことを書いているのをみると、「冬眠でもするのかな?」と思ったりもしますね。(後で怒られそう)
では、気をとりなおして今回のテーマは、
【地元】×【体育館】
地元の体育館…そのままやないか…
まったくもって余談ですが、「たいくかん」って打ってもパソコンは優しいのでちゃんと変換してくれますね。
なにをかくそう僕は小学校6年生から高校3年生までバスケ部でした。
そんな僕にとって、地元の体育館は「練習する場所」でした。(そりゃそうだ)
ちなみにバスケを始めた小学6年生の頃のステータスがこちら。
□50m走11秒台。
□身長140cmぐらい
□ちょい太り。
□お菓子大好き。
Oh…KOREHAMOTENAI…
そんな僕が運動を始めたら、なんと見事に才能が開花…!?!?
…しないんですよね。現実はそんなに甘くないんです。
突き指しまくり、息切れしまくり。
しかも、変にプライドが高く、集団行動が苦手。つまり、ミスを極端に嫌う。
バスケの練習には連続で成功しないと終わらないものが何個かあります。
シュートを連続何本入れたらとか、パスを連続何回繋げられたらとか。
チームワークを形成する練習なのだと思います。
でも僕にとってそれは、イチバン地獄に感じる時間でした。
その練習は、ミスをする人間がいる限り終わらないのです。
ただでさえミスすることが嫌いなのに、周りに迷惑までかけるのです。
シュートを外した瞬間、パスをキャッチし損ねた瞬間、聞こえるため息。
僕にはそのため息が「あいつさえいなかったら…」に聞こえていました。
そうしていく内に、ミスをできるだけ減らすことだけを考えるようになりました。結果とった行動が、「楽な場面ばかりを選ぶ」こと。
シュートを打たなくてもいい場所に並び続け、できるだけ優しいパスを出してくれる人に当たるように列に並ぶ。
そうすると、ミスは減っていきました。
でも結局、バスケが上手くなることはありませんでした。
万年補欠。後輩にも追い抜かされ、ベンチで試合を見続けました。
「試合に出なければ、大事な場面でミスすることもないから安心だ。」
松岡修造にビンタされそうな、そんな弱気な言い訳を考えながら。
バスケ部を引退した今も、家から駅までの途中で、地元の体育館を横切ります。
そして、何となく昔を思い出したりもします。
きっと大事なことは、怖がらずに、恥ずかしからずにちゃんとミスをすることだったのです。
そして、同じミスを繰り返さないこと。
あと、ミスをしたら言い訳せずに素直にみんなに謝ること。
「練習する場所」にいられる時間は限られています。
だからこそ、今度は逃げずに頑張りたい。
毎日できることを増やしていきたい。大事な試合で活躍したい。
「ちゃんと今日もミスしたか?」
バイト先で一日中怒られた今日、矢野は改めて決意したのであった。
次回は、「世知辛い」×「夢」
何かにぶち当たりそうなテーマですね。
どんな方向性で書くのやら…お楽しみに。