部屋 × 青春
おはようございます、そしてはじめまして。
今日のブログを担当するあかしです。
メンバーが適当に並べた50個の単語の中から無作為に2つのワードを選び、そのテーマに沿ってブログを書く、というこの企画。
曲者が選ぶ50個のワードですから、それはもう単語も曲者であるに違いないはず。
現に前回の担当のまっしゅなんて、「端切れ」×「割と可愛くない犬」なんてワードを引いちゃってます。爆弾当ててます。
なので私もドキドキしながら自分のワードを開いてみると……
「部屋」×「青春」
なんと。笑
ある意味爆弾を引いてしまった気がするので、早速本題に入ろうと思います。
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部屋と青春。
この二つの言葉を聞くと、なんだか全身が痒くなるような感覚に襲われます。
私がこの二つの単語を引いた瞬間、ブログの運営メンバーのLINEもザワついたので、この感覚は大学生なら共感して頂ける方も多いのではないかな、と思います。
身体が反応を示すということは、この二つの単語の組み合わせには何らかのパワーのようなものが存在しているということ。
そのパワーとは何なのか。
まず、部屋っていうのは思い出の箱みたいなものですよね。
モノももちろんそうですけど、そこで誰かと過ごした時間だとか、空気感だとか、当時の自分の様々な気持ちが、全て逃げ場をなくしてキュッと閉じ込められている感じ。
部屋は「箱」だから、そこには思い出が貯まっていく。そして、箱の大きさは変えることはできないから、どんどん密度が濃くなっていく。
つまり、部屋ってもはや青春の産物だと思うのです。
下宿の方なら大学生活の、実家の方なら人生そのものの、その部屋に住んでた時間の「思い出」が、そこにいる度に大きくなってゆく。
そりゃー痒くもなりますね(´-`).。oO(
私の場合、青春が部屋の中に生み出したものは「本」です。
私は京都の実家に住んでいて、さらに妹と二人部屋なので、自分の部屋に「誰か」との記憶は妹以外ほとんどありません。
その代わり、自分の読んできた本が自分の青春をよく表してるなあと思います。
伊坂幸太郎の「砂漠」を読んで大学生活に憧れを抱いたこと。
穂村弘のエッセイに心を奪われたこと。
モラトリアム真っ只中(笑)に中島らもの本を読みふけったこと。
吉田篤弘の紡ぎ出す世界観に心を奪われたこと。
タイとカンボジアに行ったあと、沢木耕太郎の「深夜特急」をすぐに読んだこと。
他にも、大切な人にプレゼントされた本や何回も読んでボロボロになった本など、私の部屋の本棚には大切な思い出がたくさん詰まっています。
来年からは就職で京都を離れるので、22年間お世話になった私の部屋の「青春」も、今年でおわりです。
自分の部屋を整理する時、すごく哀愁にかられそうで今から怖い。笑
来年から住む部屋も、一つ一つ思い出を積み重ねて大切な箱にしていきたいですねo(^▽^)o
さて、次の担当は、
白くなったら佐々木希と呼んでほしいと豪語していた、しげるが担当します\(^o^)/
お楽しみに!!!